夢もなく、怖れもなく

Amazonが進める物品仮想化プロジェクト

Amazon配送代行サービス
EC大手アマゾンが通販事業者向けに配送代行サービスを開始した。在庫管理や梱包作業も請け負うらしい。

【概要】
・在庫管理・梱包作業・配送までを一括で請け負い、手数料収入を得る
・対象商品は食品以外のほぼ全ジャンル
・ターゲットは自社・ヤフー・楽天などでネット通販を手がけている企業
・費用は、在庫保管費用1m2あたり7900円/月+発送商品x梱包手数料+出荷手数料
・倉庫は千葉

ちなみに、以下の通り進めると、一度も商品を目にすることなく商売ができるようになる。 おそるべし。

1.オンラインで仕入れた商品を買い付け
2.Amazon倉庫に配送
3.Amazonで在庫管理
4.配送処理を委託

こうなると物理的な移動ナシに流通が成立してしまうわけで、ゆくゆくは権利のみの流通が一般的になっちゃうんだろう。「トラック走らせるのはエンドユーザーへの配送のみ」「それ以外の移動はAmazon倉庫内の番号札を変えるだけ」みたいな。

いや、そのうちAmazon内にエンドユーザー用のストレージスペースも用意されて購入=配送ではなくなるに違いない。とくに本なんかは、「配送代行」「ストレージ」のコンボで、仮想化・共有化されていくんだぜ、きっと。

1.読まない本の「権利」だけを担保し、Amazon倉庫に送っておく
2.Amazonは、その本を売る&貸す、などして収益を得る
3.読みたくなったらAmazonに、請求を出す
4.Amazonは買い戻す or Amazon倉庫にある本を配送する

つまり、物品の「使う権利」と「所有する権利」を分離して仮想化。その物品を使って銀行みたいなことができるようになるんじゃないかという話。特性にあった商品なんかはわりとすぐ実現しそうな気はするんだけど、どうなのか。どうなの?

Amazonのことだから、この辺りまではフツウに視野に入ってるよな。ということでタイトルつけてみた。


いずれにしても新聞・広告だけではなく、流通業界も大きな転換期ということだね。いい時代に生まれた。楽しみだ。

2009/10/19 01:32



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